富士ゼロックススーパーカップを観戦してみた

2019/02/16
奥さんの実家は、川崎住まいの浦和レッズファン。

私はひいきのクラブは無いけどスタジアムの規模感やスポーツは好き。

と言う事で親孝行を兼ねて、我が家プラス義母でJ1覇者の川崎フロンターレ天皇杯優勝の浦和レッズが戦う富士ゼロックススーパーカップを観に行ってみました。

車は大変

今回車で義母を迎えに行ったので、川崎方面から埼玉スタジアム2002に向かいました。

ちなみに車はタイムズカープラスのカーシェアリングを利用。
近所にカーシェアリングのステーションがあると便利ですよね。

さて道中は埼玉県に入るまでさしたる渋滞もなく進みましたが、浦和インター手前から約1kmの出口渋滞。

そしてインターを出ると最初の交差点「大門」で、今度は右折混雑。

ナビが大門を右折しろと言うのでそれに従いましたが、インター手前から大門を抜けるまでに計30分かそれ以上かかったと思います。

義母曰く、どうやらここはいつも混むらしいのです。

国立競技場が使えない今、代替のスタジアムとして利用されることの多い埼スタ

ホームの浦和レッズファン以外も行く機会があろうかと思います。

川崎や東京方面から車で向かう方は、ナビの予定時間プラス30分は見込んで行動する事をを是非おすすめいたします。

駐車場はB-Timesで予約

埼スタ周りには駐車場が割とたくさんあります。

事前予約を必要とするところもあれば、当日直接利用できる民家の駐車場貸しもあります。

今回は「B-Tines」という駐車場予約サイトを利用して、事前に予約していきました。

私が利用したのは埼スタから徒歩3分(実際は5分はかかった)と記載があった砂利駐車場。

現地で受付などはありませんでしたが、スムーズに利用できました。

タイムズカープラスのカーシェアリングを利用している人は、ポイントを使って駐車場予約も可能。

私はポイント利用でタダで1日駐車場利用できました。

チケットはQR発券

今回は紙のチケットでなくQR発券という方式でチケットを発券してみました。

これはJリーグの一部チームで採用されているもので、スマホや自分の家のプリンターでQRコードを出力し、ゲートでQRコードを読み込み入場するという流れで利用します。

友達の分まで一緒に購入した時などは、発券するURLをLINEなどで送信すれば手渡しなどしなくてもOK。

紙チケットと違い手数料がかからないそうなので、お金の面でも助かります。

ただこのQR発券、フロンターレもレッズも導入チームに名前が無かったのに、今回の埼スタ入場には使えました。

富士ゼロックスの試合だからでしょうか?

その辺がどこにも記載がなく、ギリギリまで本当に使えるのかドキドキしていたのは私だけ?

でも入場はスムーズでした。

1点注意としては、QRコードスマホで表示する場合、スタジアム内では通信速度が遅くなるのでしばらく待ち時間が生じること。

事前にQRコードを表示させ、スクリーンショットなどで保存しておく方が確実かもしれません。
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私はハーフタイムにトイレに行って戻る時に中々表示が出なくて、Little Glee Monsterの歌を生で観ることができませんでした…

試合の内容は?

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観客数52,000人となった一戦。
試合は終始フロンターレペース。


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フロンターレは前線から積極的にプレッシャーをかけたり、意図的なファウルも含め貪欲なサッカーをしていたと思います。

オフサイドでノーゴールになるシーンもありましたが、ひとつ違えば何点もゴールが生まれていたのではないでしょうか。

今年もフロンターレは強いだろうな、と思う試合でした。


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一方レッズは目立ったシュートシーンは少なく、連携も未完成な気がしました。

特に外国人選手がまだ浮いた存在になっている気がしました。

レッズファンの義母もストレスの溜まる試合だった様です。試合後、どうしたらいいんたろう、と悩むほどでした。


両チームとも代表クラスの選手を複数名擁しているにも関わらず、力の差を感じた試合でした。

個人的に驚いたのは、試合に負けてもメダルをもらうところ。

負けたチームにとってはある意味屈辱的表彰かもしれません。

浦和レッズは義母を悲しませないためにも、Jリーグ開幕までに今の状態を修正してほしい限りです。

帰りも大渋滞

試合が終わりスタジアムの外に出ると、既に道路は大渋滞。

駐車場から出ても車は全然進まず、埼スタ前の駐車場から浦和インターに入るまで50分くらいかかりました。

私は子供もいて義母の送迎もあるので車で来るほかありませんでしたが、観客動員が多いと見込まれる試合の時は可能な限り電車の方が待ち時間は少ないかもしれません。


以上、試合の内容より周辺情報の多い記事になってしまいましたが、富士ゼロックススーパーカップを観に行った感想でした。

埼スタで行われるイベントに参加しようとする方に、これらの情報を役立ててもらえたら嬉しいです。

Tリーグに行ってみた

Tリーグ初観戦

2019年2月9日、卓球Tリーグの試合観戦に家族(妻、4歳、1歳)で行ってみました。

会場はJR関内駅から徒歩5分ほどのところにある横浜文化体育館

この体育館は毎年2回、横浜市の卓球クラブが集まるリーグ戦が行われていたりもします。

私も数年前まで参戦していました。最近ご無沙汰ですが。

そんな普段は横浜市のアマチュアが主戦場とする場で、プロが戦うんです。

たぶん横浜文化体育館を利用している卓球選手は誰もが気になった一戦だと思います。

今年はTリーグ発足初年度であり、数年先の未来を思い描く意味でも、ぜひ一度生でプロリーグを体感しておきたかったんです。

試合は見応え十分!

この日の対戦カードはホーム木下アビエル対日本生命レッドエルフ。

木下アビエルは石川佳純選手がエース、日本生命レッドエルフは平野美宇選手がエース。

共に日本代表、ぜひ当たってほしいエース対決がシングルス1で実現しました。

普段卓球をテレビでしか観ない妻も、このカードにはテンションが上がっていました。

プレーの内容はテレビなどに譲るとして、結果は抜群の安定感で石川選手の圧勝でした。

平野選手は不調なのか、良いプレーは少なめな印象。

それでも超高速ラリーを生で体感すると、テレビでは感じ取れないスピードや打球感が伝わってきて、十分楽しめました。

普段テレビでは映す機会が少ない台横からの視点なんかは、普段卓球をしない・テレビで観るだけの方にも新鮮でオススメできます。

とにかく試合はどれも楽しめる内容でした。
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こども連れには厳しい環境

一方で、会場の設備やイベントとしての魅力、主催者側の情報発信にはまだまだ改善の余地があると感じました。

ぜひまた観に行きたいので、リーグ関係者の方が奇跡的にこのブログを読んでくださったら検討して頂けると嬉しいです。

ということで、検討頂きたいのは以下3点。

会場設備

これは横浜文化体育館固有の問題なのかもしれませんが、自由席となっていた2・3階の座席間隔が非常に狭かった!

席に座ると前の人の頭に膝が当たりそうでした。

また何かとかさばる冬では、カバンとアウターを収納する余裕もありません。

これから横浜文化体育館は建て替えが控えているようですし、継続してこの地でTリーグが行われるのであれば、建て替え後は利用者の快適性にも配慮頂けると嬉しいですね。

イベントとしての魅力(観客全員が楽しめるか?)

Tリーグの最大の目玉は、もちろんプロ選手たちの迫力ある試合にあります。

今回も非常にレベルの高いプレーが観られ、卓球経験者の私は満足でした。

ただ観客は経験者だけとは限らず、プレーだけが目当てとは限りません。

私の場合は、自分が観たいのはもちろん、こどもに生のスポーツを観せ刺激を受けてほしいという面もありました。

実際観終わって数日した今も「卓球楽しかったね〜」と言っているので刺激はバッチリ受けました。

ですが当日はシングルス2の途中で「まだ帰らないの?」と飽きられてしまいました。

メインの客層が大人だからいいんだ、と言われればそれまでですが、飽きやすいこどもを連れても楽しめるような工夫を会場内に散りばめてもらえたら嬉しいです。

例えば、フリーで打てる卓球台を置く、テレビでやってる的当てが体験できる、ピンポン玉プールを置く、こどもの気を引きやすい音楽も交える、Tリーグでしか食べられないフードメニューを用意する、などなど。

観戦は一人より複数人で行く方の方が多いと思います。

その複数人のうち卓球を観ることに興味が薄い人も楽しめるようなイベントになってくれると、私の様な子連れを含め、より多くの人が楽しめると思いました。

主催者の情報発信

あと困ったことは、試合に関すること以外の情報が少なかったこと。

特に飲食について確認したくても、TリーグホームページやTwitter横浜文化体育館ホームページなど、明確にはわかりませんでした。

知りたかったのはこんなことです。


・飲食は可になっていたけど、会場では飲食物は売っているのか?
⇒売っていた。体育館側のもの?Tリーグ側の用意?

・それとも持ち込み可なだけなのか?
⇒持ち込みもできた。

・席で食べていいのか?(あまり飲み食いしてる人を見かけなかった)
⇒席が狭過ぎて


細か過ぎじゃないかと言われればそれまでですが、こどもがいるとこの辺り気になる方も多いんじゃなかろうかと思います。

今後の体験向上に期待!

今年は初年度なので観客動員もご祝儀的な面があるんじゃないかと思っています。

個人的には、こどもが卓球をしたいと言った時に、目指す場所の1つとしてTリーグが根付いてくれることを願っています。

より魅力的なイベントとなるよう、主催者は環境整備を行い、選手はプレーの質を高め、観客は継続的な応援をしていきましょう。